<本願寺横浜別院・神奈川教化センター伝道部主催>
■日 時 2024年9月10日(火)10時30分より16時まで(受付開始10時より)※1日研修
■講 師 竹橋 太 氏(真宗大谷派儀式指導研究所研究員)
■会 場 本願寺横浜別院(横浜市港南区日野1-10-8)※別院内駐車場利用可
最寄り駅:地下鉄「港南中央駅」徒歩10分
■参加費 1,000円 ※昼食を希望の方は、別途1,000円
■持ち物:間衣、輪袈裟、念珠、『真宗聖典』、筆記用具等
■参加対象 住職、坊守、若院・准坊守、寺族、その他
テーマ「仏事の危機から教学の問題へ」
「近年は仏法繁昌ともみえたれども、まことにもって坊主分の人にかぎりて、信心のすがた一向無沙汰なりときこえたり。もってのほか、なげかしき次第なり」『御文』(第四帖七通)『真宗聖典P989』
(訳:近年は仏法が盛んであるようですが、まったく坊主ばかりは、信心のいただきようがいっこうになおざりにされているかと思われます。大変に歎かわしいことです。)
近年、寺院の取り巻く環境が、眼に見えて、大きく変化してきました。葬儀や法事の縮小、寺離れ、墓じまい、門徒の高齢化等、これらの問題に、各々のお寺が危機感をもっていると思います。
こうした危機感の中では「(どうしたら)法事や葬儀を大事にしてくれるのだろうか。お寺に興味を持ってくれるのか、お参りの数が増えるのだろうか」と方法論ばかりを考えます。
方法論は大事ですが、これらの現状から、われわれ僧侶としての問題意識自体が問われているように思うのです。
儀式作法、荘厳は、われわれに何を教え、伝えているのでしょうか。そのことを明確にせず、方法論のみに奔走して、仏事の本来性を失っているのが、われわれ僧侶の現状ではないかと思うのです。儀式の本来性を仏の教えに確かめることが、第一であろうと思い、今年の寺族研修会の講師を竹橋太先生にお願いすることにしました。
【申込方法】8月31日(土)までに、電話(045-841-3434)、FAX(045-841-3428)、メール(yokobetsu@silk.ocn.ne.jp)等で、横浜別院までご連絡ください。
尚、研修会終了後、講師を囲んでの懇親会を上大岡駅周辺で開催予定ですので、参加希望者はその旨もお伝えください。懇親会費は実費となります。
以上